いちるのもり
2025/03/12 12:00
きものエピソード13
開かずの桐ダンス
娘の振袖を購入した時、
スタッフの方が着付け教室を案内してくれ、体験入学をしました。
その時はまだ全く分からず不器用な自分を知ることになり、
教室へ通うことはありませんでした。
その後振袖が出来上がり郵送されてきたのですが、
晴れの日までどこに保管すべきか悩んでいたところ
我が家の和室には亡き義母から受け継いだ大きな桐ダンスが20年以上も放置されたままでした。
そのタンスが日の目を見ることになったのです。
着物に興味がなかったので
タンスの中を確認したことはなかったのですが、
整理のためタンスを開けて驚きました。
たとう紙に包まれた着物が何着も。
どんな着物か初めて興味を持ちました。
保存状態の良い着物、悪い着物、
「こんなにいっぱい持っていたんだ!!誰も着ないしお蔵入り?そして捨ててしまうことに?」
なんだか亡き義母と申し訳ない気持ちと、
この着物を着こなせたらどんなに素敵なんだろうと思いました。
そんな時、友人が着付け教室に通っていることや、
習いたいと言う友人もあり、もう一度チャレンジしてみようと思いました。
着付け教室に通い、
不器用ながらもなんとか一人で着ることが出来るようになりましたが、
開かずの桐ダンスなかったらその中に着物がなければ興味を持つことはなかったと思います。
保存状態が悪かったためきれない着物は残念ですが、
亡き義母を思い出しながら私が使わせて頂くことにしました。
※ここでは生徒さんから寄せられた過去の素敵なきものエピソードを順次紹介しております。
(リアルタイムのお話ではございません)
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