いち瑠の放課後

きものエピソード

いちるのもり
2025/03/26 12:00

きものエピソード15

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タンスから抜け出せた着物たち

 

私は着物が好きです。
いつから好きなのかは覚えていませんが、
”和”のものを見るとワクワクするのと同時に心が落ち着きます。
 

いち瑠に通うまで、
私の着物を着る機会というのは七五三や成人式、
卒業式、修了式、結婚式といったイベント時だけでした。
 

結婚を機に、親から着物をあつらえてもらったり、
母や祖母の着物を持たされましたが、自分で着れるはずもなく、
また、たたみ方も分からないのでタンスからも出せず、
どんな種類の着物かも分からず、まさにタンスの肥やしになっていました。
 

このままでは勿体ないし、着物を自分で着れるようになりたい!
と思っていましたが、なかなか重い腰が上がらず、
数々の着物はタンスに眠ったまま数年が経っていました。
 

そんな折、手ブラで1コインレッスンといういち瑠の教室がある事が分かり、
思い切って通ってみる事にしました。
 

最初のうちは教えて頂いても一週間経てば着方を忘れ・・・の繰り返しでしたが、
回数を経るごとに自分でも「着れる様になってきている」と実感することができ、
毎週通うのが楽しみになりました。
 

今では「着る」という事は出来るようになりましたが、
キレイに着るためにはまだまだ練習が必要だな、と感じています。
 

これからはきれいに着る事はもちろん、
着物に対する知識もどんどん深めていきたいと思っています。
 

また、将来的には着物文化を広める担い手になれたらいいな、と思っています。

 


※ここでは生徒さんから寄せられた過去の素敵なきものエピソードを順次紹介しております。
(リアルタイムのお話ではございません)

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